「退職届を出したら客先に話す」。SES会社で退職を人質にされた28歳エンジニアが退職代行で逃げた話

「「退職届を出したら客先にお前の評判を話す」と言われました。SES業界は狭いので本当に怖かった。でも退職代行に相談したら、それも脅しだと分かったんです」

— Oさん(28歳・男性)・IT業(SES・システム受託)

SESエンジニアとして客先常駐——業界の習慣を知らなかった

プログラミングを独学で学んだOさんは、未経験OKのSES会社に入社した。最初の客先常駐先ではJavaのプロジェクトを担当し、経験を積んでいった。

3年が経った頃、キャリアチェンジのために転職を考え始めた。しかし退職を申し出た途端、状況が一変した。

「客先に話す」——IT業界の狭さを利用した脅し

「転職を考えています」と上司に伝えた翌日から、上司の態度が豹変した。

「退職届を提出したら、お前が今いる客先の責任者にお前の問題点を全部話す。SES業界は狭いんだよ。今後どこにも転職できなくなっても知らないぞ」

SES業界の狭さを知っていたOさんには、この脅しが刺さった。実際に評判を悪くされたら転職先がなくなるかもしれない。その恐怖で6ヶ月間、動けなかった。

弁護士監修の退職代行が「その脅しは不法行為です」と言った

弁護士監修の退職代行に相談すると「退職の妨害を目的とした評判毀損は不法行為です。逆に損害賠償を請求できる可能性があります」と言われた。

会社への通告時に「その脅迫行為についての記録を保全しています」と伝えてもらったところ、会社は即座に引き下がった。

客先への誹謗中傷は一切なく、転職を果たした

退職後、客先への悪評は一切なかった。現在Oさんは自社開発の会社に転職し、SESより高い年収を得ている。

「あの脅しが本当に実行されると思っていた。でも証拠と弁護士の知識があれば、脅しは脅しでしかない」と振り返る。

Oさんからのメッセージ

「SES業界の狭さを利用した脅しは、法的に対抗できます。退職を妨害されている方は、弁護士監修の退職代行に相談してください。必ず道があります」

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